編集部の矢野です。
先日、福岡市から届いた無料クーポン券を利用して乳がん検診を受診しました。
結果は、石灰化が確認されたため要精密検査。
- 乳がん検診ってどんなことするの?
- マンモグラフィとエコー検査の違い
- 石灰化って何?
- 検診で気をつけること
など、乳がん検診がどんなものかを紹介します。
乳がん検診どこで受診する?費用はいくら?
乳がん検診を受診する方法は、主に3種類あります。
- 健康組合の「職場検診」(無料~1,000円程度)
- 自治体の検診(無料~3,000円程度、無料クーポン券もあり)
- 全額自己負担
福岡市では、40歳の女性を対象に乳がん検診の無料クーポン券が郵送で届きます。
全額自己負担の場合、検査費用に診察料や初診料などが加わって2~3万円かかることもあるようです。
今回私は、無料クーポン券を利用して受診しました。
マンモグラフィとエコー検査の違い
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことです。
乳がんの初期症状である“石灰化”の発見が得意で、私もマンモグラフィ検査で石灰化が確認されました。
乳房をできるだけ薄く拡げ、2枚の板で圧迫してから撮影するため痛みを伴います。
私は痛みを強く感じるため、毎年受診が憂鬱になってしまうほどです……。
出産経験者には、エコー検査の方がイメージしやすいかもしれません。
妊娠中、お腹にジェルを塗って赤ちゃんの様子を見ていた、あのエコー検査と同じ要領です。
エコー検査は“しこり”の診断が得意で、手で触っただけでは気付けない小さなしこりを見つけられます。
職場診断や自治体の検診では、マンモグラフィかエコー検査を自分で選べないことが多いです。
選べる場合は、予約の際にどちらが自分に向いている検査か相談してみてくださいね。
乳がん検診で見つかる石灰化とは
乳がん検診を受けた結果、私の右乳房に石灰化が確認されました。
石灰化とは、乳腺の中にカルシウムが沈着した状態のこと。
石灰化は非常に小さく自覚症状が無いため、気付くことができません。
ただ、乳がん検診で見つかる石灰化は良性が多いそうです。
悪性の石灰化だとしても早期の乳がんですので、早めに治療すればほぼ治ると言われています。
今後受診するときに気をつけたいこと
今回私が受診した際に先生に教えていただいたのが、毎回同じ病院で受診した方がよいということ。
過去のデータと比較できるので、より正確に診断しやすくなるそうです。
初めての病院だと、本来必要ない再検査を受けることになりかねません。
私は総合病院で再検査を受けましたが、かかった時間は2時間弱。
必要のない検査は、できれば受けずに済ませたいですね。
自分のために、家族のために、不安の芽は早めに摘んでおこう
再検査の結果、私の胸の石灰化は良性で問題ないとのことでした。
乳がんは、比較的治りやすいガンだと言われています。
しかし、“しこり”以外は目立った初期症状がほとんどありません。
早期発見、早期治療のためには、定期的な検診が効果的です。
家族のことを優先して、自分の体のことは後回しになっていませんか?
子どもだけでなく、自分の体も大切にしてくださいね。
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