家族旅行の悩みといえば「増える荷物」と「狭いスペースでの移動」ではないでしょうか。
子どもが小さいほど荷物が増えて移動が大変になりますよね。
渋滞に巻き込まれたり、決まった座席であまり動けず途中でグズったら…
と考えると行く前から気が重くなることも。
そんな心配事が多い家族旅行に、フェリー移動のご提案!
先日、家族で「名門大洋フェリー」に乗船したのでレポートします。
「名門大洋フェリー」で北九州から大阪へ
名門大洋フェリーは、北九州 新門司港―大阪南港の航路で1日2便のダイヤです。
新造船『フェリーふくおか』は、2022年3月末に就航したばかりで話題のフェリー。
我が家は車ごと移動しましたが、バイクや自転車も乗り入れ可能。
家族や旅のスタイルに合わせてプランニングできるのが、フェリーの魅力です。
子連れに嬉しい設備やサービスも充実してましたよ。
船内設備が充実!客室は和室も選択可能
名門大洋フェリーでは、バラエティーに富んだ客室が用意されています。
- 広い和洋室
- トイレ&シャワー付き
- レディースルーム
- カプセルベッドタイプの相部屋
などなど…
新造船では大部屋が廃止され、ベッドが導入されています。
船内は「withコロナ」に合わせた快適な空間となっていますよ。
私たちは、4人家族でファーストJ(和室、敷布団4組付き)という客室を利用しました。
くつ箱と洗面台のあるスペースは、部屋と扉で仕切ることができたのでハイハイの赤ちゃんにはピッタリの部屋でした。
案内所で確認すると、オムツは部屋のゴミ箱にそのまま捨てても構わないとのこと。
可燃ゴミとは別に缶・ビンを捨てられるゴミ箱もあり。
持参した離乳食のビンを捨てられたので、荷物が減って助かりました。
ファーストJは、船の先頭に位置する客室です。
上陸と離陸の際には、部屋から見える船首での乗組員さんの動きに釘付け。
また橋の下をくぐる様子は、親子でかぶりついて見守りました。
完全個室の客室利用でなくても、パブリックスペースとして船内には授乳室があるので安心です。
船内のトイレには、おむつ替え台はもちろん、ベビーキャリア設置の個室もありますよ。
残念ながら可愛いキッズルームは、使用中止となっていました。(2022年4月現在)
カラフルな子供たちの遊び場は、再開が待ち遠しいです。
名門大洋フェリー
公式サイトはこちら
ご当地メニューも登場するレストランで、美味しい旅の思い出を
持ち込み食を部屋で味わうのも良いですが、船内の展望レストランの利用もオススメ。
展望レストランでは、テーブル席の椅子をキッズチェアへと交換が可能です。
キッズチェアはベルトが無いタイプのため、小さなお子様が使用の際は目を離さないよう気を付けてくださいね。
他にも、可愛いキッズプレートとカトラリーの用意がありました。
バイキングでは、門司港発祥の焼きカレーやお隣り山口県の瓦そば等ご当地メニューも並んでいました。
子供に大人気のソフトクリーム盛り放題や、ドリンクバーでのジュースおかわりもこの日は特別にたっぷりと。
家族皆で好きな料理を選び、楽しくいただきました。
夕食バイキング利用で、軽朝食が無料でついてくるお得なキャンペーンも開催中。
(第1便(17時出航)限定、2023年3月末まで)
名門大洋フェリーの公式アカウントでは、レストランの季節メニューやイベント情報が盛り沢山ですよ。
FacebookとInstagramも要チェック!!
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船内での入浴は、展望浴室とシャワールームの使い分けが可能
船内には展望浴室があり、脱衣所にオムツ替え台が設置されています。
高い位置で子供を脱ぎ着させることができるので、とても助かりました。
また、リクライニング付きのベビーバスチェアの用意もありました。
展望浴室は広くて洗い場も数多くあり、ゆったりと過ごせる空間でした。
赤ちゃんとの入浴の際は、アメニティのフェイスタオルの他に、バスタオル等を追加で持参しておくと安心ですよ。
タオルは、船内の売店でも購入できるので有り難いです。
男女の各展望浴室の入口には、現在の利用人数を示す電光掲示板があります。
室内の混み具合がリアルタイムでわかると、良いですよね。
状況に応じて、赤ちゃんだけをサッと洗った後に、湯船で一緒に温まってホットひと息。
自身はゆっくり身体を洗えなかったという時には、入港10分間まで利用可能なシャワールームがとても便利でした。
子連れフェリーで、車ごと移動するという旅の選択肢
車ごとフェリーで移動するメリットは、たくさんあります。
- 子供が乗り慣れた車とチャイルドシートで旅ができる
- 荷物をたくさん(車に積める分だけ)持って行ける
- 移動中、広い船内の探検や部屋での休憩ができる
などなど…
車移動だと、荷物の中でも特にかさばるオムツもパックごと持参できます。
(サイズは限られますが、船内の売店でもオムツの販売あり)
※出港後は、車両甲板には戻れないので注意が必要です。
子供の着替え等は余裕を持って部屋へと運び、車内に忘れ物がないか最終確認を。
航路紹介や家族連れに向けたフェリーの情報は、下記サイトもぜひ参考に。
家族でいくなら#あえて船旅
到着先の大阪南港では、大阪と四国をつなぐオレンジフェリーにも出会いました。
フェリーを利用する船旅で、子供と一緒に楽しめる旅の選択肢が増えますね。
ぜひ関西方面へお出かけの際は、名門大洋フェリーに乗船して、家族で新しい思い出をつくりませんか。
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