友人や知り合いの子どもに、絵本を贈ったことはありませんか。
絵本は気軽にプレゼントしやすい反面、選ぶのが難しいですよね。
特に迷うのが、色々なことに興味をもつ2~3歳児向けの絵本。
絵本専門店『たねぽけっと』店主の西坂さんに、選び方のヒントを教えていただきました。
5つのヒントをご紹介しますので、ぜひ参考に選んでみてくださいね。
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1.年齢、きょうだい、好きなものは?
上のきょうだいがいると、家には絵本がたくさんあるかもしれません。
特にロングセラーの絵本は、持っている可能性が高いですよね。
きょうだいがいる子には、わりと新しい絵本から選ぶとよいのではないでしょうか。
子どもの好きなもの(乗り物や食べ物など)がわかるなら、それが出てくる絵本もよいですね。
2.帯の推薦文よりも、自分の目で見て気に入ったものを
絵本の帯に書かれた推薦文が、購入のきっかけになることはありませんか。
それも選び方の一つですが、推薦文と中身にギャップを感じることも少なくありません。
購入前には、ぜひ自分の目で見てみてください。
選んだ絵本のどこが好きなのか、なぜ選んだのか理由を伝えると、受け取る方も興味がわきますよ。
3.見るたびに発見がある美しい絵
プレゼントだからこそ、細部までこだわって描かれた美しい絵の本はいかがでしょうか。
ストーリーがまだ理解できなくても、絵の中から何かを探しあったりして遊ぶこともできます。
おはなし会や園生活と違い、自分の本なら好きなページだけ見ることも、何度も読み返すこともできますね。
細かい絵をじっくり見るような絵本は、長く楽しめますよ。
4.声に出したくなるリズミカルな言葉
擬音や韻を踏むような、リズミカルな言葉が子どもは大好きです。
普段は使わないような不思議な言葉でも、リズムが心地よくて声に出して読みたくなるかもしれません。
- しろくまちゃんのほっとけーき(こぐま社、作:わかやまけん)
- わたしのワンピース(こぐま社、作:にしまきかやこ)
- きょだいな きょだいな(福音館書店、作:長谷川摂子)
ロングセラー絵本の中にも、言葉のリズムが楽しいおはなしが多いですよ。
5.絵本を選んだ理由や楽しみ方を添えて
支援センターなどのおはなし会がきっかけで、子どもが好きになった絵本はありませんか。
ちょっとした読み方の工夫で、子どもが絵本に興味をもつきっかけになります。
我が子のお気に入り絵本と同じものをプレゼントする場合は、喜ぶポイントを添えてあげると読みやすいですよね。
情報の多いストーリーなら、「まずは親子で絵を楽しんでね」と伝えると興味をもちやすいです。
番外編:ママ向けの絵本
子どもへの絵本選びと一緒に、ママ向けの絵本を探してみませんか。
- 自分の心に響いた絵本
- 子育て中の女性が主人公のおはなし
- 子育てのエッセイや詩集
絵本やエッセイは、子育ての合間に読みやすいですね。
西坂さんイチオシは、俵万智さんの短歌+エッセイの『たんぽぽの日々』です。
相談しながら選べる絵本専門店『たねぽけっと』
今回お話をうかがったのは、福岡市東区にある絵本専門店『たねぽけっと』の店主・西坂さん。
西坂さんは4児の母であり、6人のお孫さんがいる女性です。
絵本選びに迷ったときには、知識と自身の育児経験からアドバイスしてくれますよ。
『たねぽけっと』は、おはなし会や“絵本とリトミックであそぼうの会”も開催しています。
たねぽけっと
福岡県福岡市東区塩浜1-19-3
>たねぽけっと公式サイトを見る
>たねぽけっとInstagramを見る
心がふれあう時間を贈ろう
絵本で大切にしたいことは、できれば大人が読んであげることです。
まだ文字が読めない子が一人で絵本を見ると、おもしろさがわからず途中で投げ出してしまうことがあります。
少し難しいストーリーでも、読んでもらうことで集中して絵本の世界に入っていけますよ。
4つ目のコツのように絵本の楽しみ方を添えると、読み聞かせが苦手なお母さんも読みやすいです。
絵本を通じて、親子がふれあう時間を贈りたいですね。
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